日本カー・オブ・ザ・イヤー記録

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第42回 2021 – 2022 日本カー・オブ・ザ・イヤー

2021 - 2022 日本カー・オブ・ザ・イヤー

日産 ノート/ノート オーラ/ノート オーラ NISMO
ノート AUTECH CROSSOVER

日産自動車株式会社

授賞理由

走りの質が大幅に向上した新開発プラットフォームと第2世代e-POWERの組み合わせで、従来のコンパクトカーの概念を大きく変えた。先代モデルから進化したe-POWERは、モデルや駆動方式によって特性を細かく変更。バッテリーEVでなければ味わえないスムーズなモーター走行を、優れたシリーズハイブリッドシステムの搭載により手頃な価格で体感できることがあらためて評価された。

基準車のノートに加えて、国産コンパクトカーに質感という概念を持ち込んだノート オーラ、スポーティで楽しい走りのノート オーラ NISMO、アクティブ性能を高めたノート AUTECH CROSSOVERという3つの個性を用意することで選択肢を広げた点でも支持を集めている。特にノート オーラは質感の高い内外装を評価する声が多く聞かれた。新型ノートから設定された高出力リヤモーター搭載のe-POWER 4WDの優れた制御による安定した走りも特筆されている。

2021 – 2022 日本カー・オブ・ザ・イヤー得点表

  • 1位
  • 日産 ノート/ノート オーラ/ノート オーラ NISMO
    ノート AUTECH CROSSOVER
    (日産自動車株式会社)

  • 335点
  • 2位
  • トヨタ/SUBARU GR86/SUBARU BRZ (トヨタ自動車株式会社/株式会社SUBARU)

  • 264点
  • 3位
  • ホンダ ヴェゼル (本田技研工業株式会社)

  • 227点
  • 4位
  • 三菱 アウトランダー (三菱自動車工業株式会社)

  • 206点
  • 5位
  • フォルクスワーゲン ゴルフ/ゴルフ ヴァリアント (フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社)

  • 168点
  • 6位
  • トヨタ MIRAI (トヨタ自動車株式会社)

  • 104点
  • 7位
  • シボレー コルベット (ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社)

  • 81点
  • 8位
  • メルセデス・ベンツ Cクラス (メルセデス・ベンツ日本株式会社)

  • 51点
  • 9位
  • トヨタ ランドクルーザー (トヨタ自動車株式会社)

  • 45点
  • 10位
  • BMW 4シリーズ(クーペ/カブリオレ/グラン クーペ/M4クーペ) (ビー・エム・ダブリュー株式会社)

  • 19点
2019 - 2020 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー

フォルクスワーゲン ゴルフ/ゴルフ ヴァリアント

フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社

授賞理由

ハッチバック/ヴァリアントともに、優れたパッケージングやパワートレーン、走行性能は歴代ゴルフからの伝統で、今なおこのクラスのベンチマークといえる。新たに導入された48Vマイルドハイブリッドの1L 3気筒eTSIエンジンは、小排気量とは思えない力強い走りが評価された。全体的なバランスの良さ、総合力の高さを評価した。

2021 - 2022 デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー

BMW 4シリーズ
(クーペ/カブリオレ/グラン クーペ/M4クーペ)

ビー・エム・ダブリュー株式会社

授賞理由

BMWのアイデンティティであるキドニーグリルを、伝統に臆することなくチャレンジしてカーデザインの新たな地平を切り拓いた点が評価された。この新しいデザイン言語に基づいたフロントマスクが、2ドアクーペ/カブリオレ、そして4ドアのグラン クーペのいずれにも調和している点も支持されている。

2021 - 2022 テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー

三菱 アウトランダー

三菱自動車工業株式会社

授賞理由

先代モデルからPHEVシステムが刷新され、前後モーターの出力が向上。バッテリー容量、燃料タンク容量の拡大により航続距離も延長された。電動走行可能な距離も伸びた上に、ツインモーター4WDを軸とした車両運動統合制御システム・S-AWCの進化でSUVとは思えない軽快なハンドリングを手に入れた点が評価された。

2021 - 2022 パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー

シボレー コルベット

ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社

授賞理由

シボレーブランド初のミッドシップスポーツカーながら完成度の高いハンドリングを実現している。502馬力を発生する6.2L V8エンジンを搭載して官能的な走りを披露する一方、日常域での扱いやすさや右ハンドルを設定したこと、さらに、ヨーロッパの3000万円級のスーパーカーにも劣らない性能ながらアフォーダブルな価格設定も評価された。

2021 - 2022 K CAR オブ・ザ・イヤー

ホンダ N-ONE

本田技研工業株式会社

授賞理由

伝統を守りつつ、中身を刷新した開発姿勢。それによって手に入れた登録車を凌駕する動的質感に評価が集まった。ターボエンジンの設定やHonda SENSINGの搭載などで長距離走行も難なくこなすが、自然吸気エンジンの優れた静粛性や動力性能の高さも支持された。軽自動車で初めて、FFターボ車に6速MTを設定したことも高く評価された。

2021 - 2022 実行委員会特別賞
TOYOTA GAZoo Racing

TOYOTA GAZOO Racing

授賞理由

2021年シーズン、WRCにおいてドライバー、コ・ドライバー、コンストラクターズのトリプルチャンピオンを獲得。WECにおいても、シリーズチャンピオンを獲得するとともに、ル・マン24時間耐久レースを制覇するなど、チームとして大活躍を収めた。加えて、WRCでは勝田貴元選手が日本人ドライバーとして27年ぶりに表彰台を獲得したほか、WECでは中嶋一貴選手に続き、小林可夢偉選手が2年連続のシリーズチャンピオン獲得、ならびに新たなル・マンウィナーに輝くなど、日本人ドライバーの活躍においても顕著な功績を残した。

2021 - 2022 実行委員会特別賞
本田技研工業株式会社

本田技研工業株式会社

授賞理由

F1参戦ラストイヤーとなった2021年シーズン、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手が、最終戦アブダビGPで自身初のドライバーズチャンピオンを獲得。ホンダエンジン搭載マシンを駆るドライバーとしては1991年のアイルトン・セナ選手以来、実に30年ぶりのタイトル獲得となった。惜しくもコンストラクターズチャンピオン獲得とはならなかったが、22戦中11勝(フェルスタッペン選手10勝、セルジオ・ペレス選手1勝)と参戦チームの中で最多の勝利数を記録した。

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