第43回 2022 – 2023 デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 6点 |
DS | DS4 | 4点 |
BMWiXの巨大なキドニーグリルは縦グリルを廃した格子状の通風孔のないBEV専用グリルでありBMWの新たなエクステリアデザインの象徴。インテリアの先進的でモダンなリビング感覚のデザインも素晴らしい。
DS4最大の特徴はデザイン。流麗なアートフォルムのクーペスタイルは細部に渡ってデザインされ、どこから見てもデザインの破綻がない。インテリアもシート、オートマチックセレクターを始め、先進性あるデジタルコクピットもまた実用性を犠牲にすることなく完成されたアート作品のようだ。
ブランド | モデル | 点数 |
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DS | DS4 | 5点 |
トヨタ | クラウン | 4点 |
フィアット | 500e/500e OPEN | 1点 |
クラウンは冒険がしにくい車種であるにもかかわらず、新しいコンセプトで攻めたデザインに挑戦した事に好感を持ちました。特にサイドビューは完璧な造形美で、且つ車内には十分な空間が確保されており、工業デザインとしての質の高さを感じました。DS4は全体として「美しい」の一言。インテリアとの統一感も具現できており、他の何にも似ていないのに奇をてらった訳でもなく、ブランドとしてのセンスに脱帽です。FIAT500eはEV化にもかかわらず、伝統デザインの見事なモダナイズに感服しました。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 5点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 3点 |
ホンダ | ステップワゴン | 2点 |
BMWの iコンセプトが凝縮されたiXは最新技術「シャイ・テク」を組み込み、静々と駆けるEVでiXのデザインの世界感を華やかに表現。IONIQ5は単にデザイン(意匠)の個性に目を向けるだけでなく、EVライフを豊かにする様々な機能がデザイン(設計)されている点も優れる。ステップワゴンは原点回帰したボクシーな外観、水平基調のインテリアの運転のし易さ、さらに同乗者の目線がブレにくく酔いにくいデザインが秀逸。ザ・ミニバン!
ブランド | モデル | 点数 |
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ヒョンデ | IONIQ 5 | 7点 |
BMW | iX | 3点 |
今年試乗していて周囲からの注目をもっとも集めたのがIONIQ 5だった。パラメトリックピクセルによってデジタライズを極めた雰囲気、三角形をモチーフにしたシャープなデザインなどが人々の目を惹くのだろう。45年前のポニークーペをオマージュしているという逸話も興味深い。iXは、iNextという次世代車コンセプトカーがベースなだけあってデザインも今後のBMWの方向性を示している。面構成などはシンプル&クリーンだが、フロントマスクはブランドを主張するというギャップがユニークだ。
ブランド | モデル | 点数 |
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日産 | フェアレディZ | 5点 |
BMW | iX | 4点 |
トヨタ | クラウン | 1点 |
一目見てZとわかる個性的なデザインに対して。BMWはEV時代の顔作りの巧みさ。クラウンは挑戦の勇気。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 7点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 2点 |
シトロエン | C5X | 1点 |
BMWのiXは、縦型キドニーグリルをBEV用に落とし込んだ専用デザインだけでなく、インテリアに使用されたクリスタルなど、ユーザーをワオ!と思わせるサプライズにあふれていて、単純にオーナー満足度のとても高いデザインだと感じました。IONIQ5は言うまでもなく、とても魅力的なデザイン!C5Xは新しいシトロエンの息吹を感じました。日本人女性が関わっていて、彼女への応援の気持ちもあります。
ブランド | モデル | 点数 |
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ランドローバー | レンジローバー | 6点 |
BMW | iX | 2点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 2点 |
こんなチョップトップクーペが市販されるかよ、SEMAかよ! って思ってた初代イヴォークが市販されて以来ランドローバーはSUVデザイン番長。で、御神体レンジローバー。窓とドア段差ないやんけ! テールライト真っ黒だけど……え、ここが光るの!? シフトノブ伸びて出てくるんですけど電動で!? カップホルダーが電動!? ラゲッジの休憩用シートが電動!?……以下略。いずれもデザイナーの手腕だけじゃ実現不可能で技術屋さんとともに新しい造形の実現に全力で資源ぶっこんでるのが迫力だぜ
ブランド | モデル | 点数 |
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マツダ | CX-60 e-SKYACTIV D 3.3 | 4点 |
日産 | フェアレディZ | 3点 |
BMW | iX | 3点 |
堂々たるシルエットは、直6エンジンを縦置きで搭載することで生まれることを、うまく表現できている
ブランド | モデル | 点数 |
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ランドローバー | レンジローバー | 7点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 3点 |
レンジローバーは、シャットラインの数を極力減らし、ボディ全体がひとつの塊に見えるようなデザインが秀逸。その美しさと完成度の高さは、まるでデザインコンセプトのよう。シンプル極まりないのに、クォリティ感が高く、そして気品溢れるインテリアデザインも、他に例を見ないもの。セールスが世界的に好調と伝えられているが、その理由の大半はこの美しいデザインにあるように思う。
ブランド | モデル | 点数 |
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フィアット | 500e/500e OPEN | 6点 |
日産 | フェアレディZ | 2点 |
DS | DS4 | 2点 |
500eはNUOVA500から65年続くチンクデザインの魅力をさらなる高みに押し上げた。愛嬌と個性を維持したまま、舌の肥えた大人の期待にも応える造形美と質感をつくりあげたデザイン力と生産技術には卓越したものがある。EVである前に一台のクルマとして素晴らしい魅力を放っている。
ブランド | モデル | 点数 |
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トヨタ | クラウン | 5点 |
BMW | iX | 3点 |
マツダ | CX-60 e-SKYACTIV D 3.3 | 2点 |
このクルマが「クラウン」と名乗ることについては思うところもあるのですが、それはさておいて、ラグジュアリーカーとしての新しいありかたを示したスタイリングについては、なかなか素晴らしいものであると思っています。また、電動車ブランドのフラッグシップとして、内外装デザインでもBMWの新しい方向性を示した「iX」と、「魂動デザイン」の新たな表現とともに、インテリアでも新感覚の表現を見せてくれた「CX-60」にも配点したいと思います。
ブランド | モデル | 点数 |
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ヒョンデ | IONIQ 5 | 5点 |
フィアット | 500e/500e OPEN | 3点 |
日産 | フェアレディZ | 2点 |
バッテリーEVはエンジン搭載位置ほかを考慮しなくて済むのでデザインの自由度が飛躍的に上がる。つまりEVの時代=新しいカーデザインの時代。そこで今年一番目立ったのはデジタルエレメントを積極的に入れまくったIONIQ5。クルマ好きが見なくても近未来感であり、デジタル感が伝わってくる。かたや500eはEVである以上にフィアット500であることをコレまで以上に強調した新しいシンボリックデザイン。ZはEVではなく文脈から外れるが、クラシカルでありつつモダンさも兼ね備えていて良い。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 6点 |
DS | DS4 | 2点 |
ランドローバー | レンジローバー | 2点 |
バッテリーEVを早い時期に出したBM Wは、外装や内装にもB E Vにふさわしい新しいデザインを与えようと意気込んでいる。クロスオーバーS U VのiXは、バンパー部分を侵食する大型のキドニーグリルを採用し、圧倒的な存在感と個性を上手に表現している。サイド面の張りとドア後方を迫り上げたウインドーのグラフィック、リアコンビネーションランプなどにも新しさを感じさせる。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 5点 |
トヨタ | クラウン | 3点 |
ダイハツ | ムーヴ キャンバス | 2点 |
BMWのデザイン基準を大きく変革させたiXの存在感を高く評価します。
セダンの新しいカタチ。タイヤサイズを含めてクラウンの新たな挑戦を高く評価します。
ムーヴ キャンバスの心和む優しい存在感に好感が持てます。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 5点 |
ランドローバー | レンジローバー | 3点 |
トヨタ | クラウン | 2点 |
iXは単にパワートレインをモーターに置き換えただけではなく、EVならではのクルマの使い方に立脚してデザインされている。その造形とセンスが丁寧に隅々まで行き渡っている。レンジローバーは同ブランドが標榜しているデザイン思想「リダクショナリズム」をアップデイトしている。クラウン・クロスオーバーを試乗していたら、逗子では「カッコいいですね!なんというクルマですか?」と、その後の横浜では「マセラティの新型ですか?」と話し掛けられた。間違いなく新しいイメージを打ち出すことに成功している。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 6点 |
ランドローバー | レンジローバー | 4点 |
BMW iXはこれまでのBMWデザインとは全く異なる世界観、方向性を見出し新たな境地を開いたといえる。特にインテリアは自動車の概念を覆すものとなっており高く評価できる。一方レンジローバーは、まさに無駄のないデザインの最高峰といえるもので、他に比べるものがないほど洗練されている自動車デザインの究極。
ブランド | モデル | 点数 |
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ヒョンデ | IONIQ 5 | 6点 |
メルセデス・ベンツ | EQS | 4点 |
IONIQ5は個人向け電子機器や家電などの身近な現代的道具のセンスをクルマのデザインと巧みに融合させて新しい時代の生活をさり気なく主張したデザインを評価しました。生活環境の中に織り込まれた近未来的なデザインとの相性はエコを軸とした技術進歩とクルマに求める価値感の変化を促すにも効果的だと思われます。EQSはBEVならではのプロポーションを活かして頂点クラスでは珍しいワンモーションフォルムを構成し、独自性を高めたスタイルを評価しました。
ブランド | モデル | 点数 |
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日産 | アリア | 4点 |
BMW | iX | 4点 |
トヨタ | クラウン | 2点 |
近未来的でありながら、日常に溶け込むようなデザインを高く評価しました。
ブランド | モデル | 点数 |
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ランドローバー | レンジローバー | 7点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 2点 |
日産 | フェアレディZ | 1点 |
上質な空間を連想することができるエクステリアは一目でレンジローバーとわかる秀逸さ。完成の域をさらに上回る洗練されたデザイン。
ブランド | モデル | 点数 |
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日産 | フェアレディZ | 5点 |
ランドローバー | レンジローバー | 4点 |
BMW | iX | 1点 |
初代Zをモチーフにしながらそこにモダンさも見事に融合されていると思われます。伝統のロングノーズ&ショートデッキのプロポーションには胸がワクワクさせられます。よくぞこの時期にこのデザインを世に送り込んでくれたと高く評価したいです。
ブランド | モデル | 点数 |
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ヒョンデ | IONIQ 5 | 5点 |
ランドローバー | レンジローバー | 3点 |
ホンダ | ステップワゴン | 2点 |
見た瞬間に「これは新しい!」と感じさせてくれたのが「IONIQ 5」。シンプルでありつつも、細部まで凝った意匠に心を奪われました。これまで常識にとらわれない個性の作り方を教えてくれたように思えます。”引き算の美学”をクルマにあてはめた「レンジローバー」やミニバンのスタイルにシンプルさを与えてモダンに仕立てた「ステップワゴン」も印象に残った新型車として評価いたしました。
ブランド | モデル | 点数 |
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トヨタ | クラウン | 10点 |
新型クラウンのデザインは様々な意味で素晴らしいと思う。というかここにきてトヨタのデザインが大きく変わった。出てくるクルマすべてスタイリッシュ。その代表としてクラウンを評価したい。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 4点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 3点 |
ランドローバー | レンジローバー | 3点 |
電気自動車だからこそ可能となるデザインを活かしたiXとIONIQ5を評価しますそして細部デザインにまで魂が込められたように思えるレンジローバーも評価します
ブランド | モデル | 点数 |
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トヨタ | クラウン | 4点 |
マツダ | CX-60 e-SKYACTIV D 3.3 | 3点 |
BMW | iX | 3点 |
クラウンは一気に若返ったことを証明するかのような新鮮なデザインになり、全年齢層に受け入れられると思われる。マツダCX-60は直列6気筒エンジンを縦置きしたことを強調するようなロングノーズが魅力的に見える。BMW iXは新しい時代の幕開けにふさわしい思い切った斬新なデザインで、その飛び抜けた感覚をアピールできている。
ブランド | モデル | 点数 |
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ヒョンデ | IONIQ 5 | 10点 |
ランプに採用された、IONIQのブランドの象徴である「パラメトリックピクセル」や、サイドの大胆なキャラクターラインなど、電気自動車らしさや斬新さのあるエクステリアデザイン。持続可能な素材を用いた、リビングのような快適なインテリアは、新しさとブランドとしての存在感がある。
ブランド | モデル | 点数 |
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ヒョンデ | IONIQ 5 | 10点 |
オーソドックスなハッチバックのプロポーションに、このデザインの源流となった「45EVコンセプト」の「45度の三角形」「パラメトリックピクセル」というテーマを融合した手腕に感心しました。1970~80年代に考えられていた未来=レトロフューチャーを表現したデザインは、若い人には素直に新しく、中高年には新しくも懐かしいと感じられることと思います。このように各世代に違った感銘を与える点も評価しました。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 10点 |
このクルマの画像を初めて見た際にBMWオワタと感じたが、見続けるうち、まず心に引っかかるようになり、見ていない時にもふと思い出し、気づけばめちゃくちゃ気になるようになったあたりで実車と対面。圧倒的な存在感と、ちょっと未来へ来てしまったような感覚にさせられる造形に一発でノックアウトされた。BMWは「気になる」→「気に入る」の流れをつくる天才。
ブランド | モデル | 点数 |
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日産 | アリア | 5点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 4点 |
BMW | iX | 1点 |
アリアはエクステリア、インテリアのどちらも周到に練られた、完成度の高さが実感できるデザインに仕上げられている。なので眺めていても、室内で過ごしていても心地いい。IONIQ 5は比較的直線基調ながら、クリーンでシンプルなクッキリとした外観スタイルで、ディテールも整理されているところに好感がもてる。それともう一台のBMW iXは、コンセプチュアルなiシリーズのデザインを上手く最新版に進化させた。
ブランド | モデル | 点数 |
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トヨタ | クラウン | 4点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 4点 |
ランドローバー | レンジローバー | 2点 |
トヨタ クラウンは単にクロスオーバーに変身しただけでなく、そのデザインが新鮮味があり、強いキャラクターを持ち、陽光の下で実に映える、そんなものになっていたことを評価しました。街の景色をどう変えていくのか今後にも期待したいです。IONIQ 5は外装もインパクトがありますが、ラウンジ感覚という言葉が他の何よりもしっくりくるインテリアのデザイン、機能の実現を賞賛します。レンジローバーはラグジュアリーカーでも、いやだからこそ、緩めない攻めの姿勢が導き出した新しい世界に感服しました。
ブランド | モデル | 点数 |
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フィアット | 500e/500e OPEN | 10点 |
500eの試乗車がディーラーに配備された頃、様々なSNSで、「EVには興味がなかったけど」と前置きをしつつ試乗してきたという投稿を多く目にした。そのほとんどにスタイリングを賞賛する言葉と並び「EVはEVで楽しい」というようなことが記されていた。それが全てではないが、食わず嫌いでEVを避けていた人たちにも関心を抱かせ、自然と乗ってみたい気持ちにさせるデザインを纏ってることは確かだろう。世界中で愛された先祖の楽しげな世界観を無理なく近未来的にまとめた力量とセンスは見事だと思う。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 5点 |
ダイハツ | ムーヴ キャンバス | 3点 |
ランドローバー | レンジローバー | 2点 |
BEVによる新しいパッケージのデザインは未来感を感じる。
ブランド | モデル | 点数 |
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トヨタ | クラウン | 10点 |
日本を代表し、トヨタのフラッグシップモデルとして長い歴史を刻んできたクラウンは、常にその期待に応えるべくセダンの本流を歩み続けてきた。そんな、クラウンが保守本流路線と決別し大きく生まれ変わった。パッケージングしかり、コンセプトしかり、新時代に向けてのクラウン像を1から作り上げた。デザインは正にその象徴的存在である。セダンとしての機能と次の世代に向けてのメッセージ性を持ち、新たなセダン像を提案してくれた。そのチャレンジ精神を見事に表すデザインに高い評価とエールを送りたい。
ブランド | モデル | 点数 |
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トヨタ | クラウン | 6点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 4点 |
「今までになかった」デザインですが、奇をてらっているわけではなく、新しく、魅力的。複数の試乗機会で市街地や高速道路、カントリーロードを走りましたが、走行中もパーキングエリアなどでの休憩中も、信号待ちしている際も、周囲の視線をたくさん浴びました。すべて、好意に満ちていたのが印象に残っています。細幅大径のタイヤはサイドビューを美しく見せるためですが、性能を犠牲にしていないのが美点。こうした新たな試みも評価の対象です。
ブランド | モデル | 点数 |
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ランドローバー | レンジローバー | 5点 |
メルセデス・ベンツ | EQS | 3点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 2点 |
レンジローバーのインテリア、エクステリアは、圧倒的なフラッシュサーフェス処理が斬新で美しい。EQSはBEV専用プラットフォームを活かしたショートノーズデザインで、これまでの高級車の常識を覆すアプローチが楽しい。またインテリアも全面モニターなどインパクト十分。IONIQ5はCセグメント量販モデルの常識を超えるデザインで、未来感がありクルマの価値変化を象徴している。白いモニターなど見た目の楽しさもあってよい。
ブランド | モデル | 点数 |
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ランドローバー | レンジローバー | 4点 |
日産 | フェアレディZ | 3点 |
マツダ | CX-60 e-SKYACTIV D 3.3 | 3点 |
起動するまでどこが光るかわからないという、新しいデザイン手法に感動したレンジローバー。初代フェアレディZを彷彿とさせる、懐かしいモチーフとイマドキ感を上手く融合されたフェアレディZ。特にインテリアの質感の高さ、ステッチ手法などの新しさを見せてくれたマツダCX-60を評価させていただいた。
ブランド | モデル | 点数 |
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シトロエン | C5X | 4点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 3点 |
ランドローバー | レンジローバー | 3点 |
シトロエンC5 Xの外装デザインには、シトロエンと聞いて期待する独創性が感じられる。また、歴代のシトロエン各車が備えてきた高い実用性もある。内装もユニークで、トリムやシート地などの質感表現に新しい試みがある。レンジローバーは装飾過多に陥らず、要素を減らしたところに、高級SUVのデザインに対する果敢な提案性が感じられる。IONIQ 5は「パラメトリックピクセル」に現代的な感性が認められ、新鮮さもある。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 5点 |
マツダ | CX-60 e-SKYACTIV D 3.3 | 3点 |
DS | DS4 | 2点 |
SUVに抱く既存のイメージを覆す、BMW iXの個性的なエクステリア/インテリア・デザインと、サステイナブルな素材を用いた内装の仕立ては、未来のプレミアムカーのあり方を想像させる。インフォテインメントシステムのデザインも、ハード、ソフトともにとても未来的で、ワクワクさせてくれる。マツダCX-60は、迫力あるエクステリアも見事だが、インテリアの和モダンな仕立てが素晴らしい。DS4は独自のアバンギャルドな世界観が巧みに纏め上げあられている。
ブランド | モデル | 点数 |
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ランドローバー | レンジローバー | 5点 |
BMW | iX | 3点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 2点 |
スッキリ洗練されてて好き。車内も美しい。とても欲しい1台です。
ブランド | モデル | 点数 |
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トヨタ | クラウン | 5点 |
シトロエン | C5X | 3点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 2点 |
クラウンはクロスオーバーだけどセダン、セダンだけどファストバック。そんな意表を突くプロポーションを、シンプルながらダイナミックで緻密なフォルムにまとめあげた。鮮烈な個性と普遍的な美しさを両立したデザインに敬服する。
シトロエンC5Xは余裕あるサイズを活かして、これもシンプルかつ精緻なデザイン。IONIQ 5はエクステリアにはプロダクトデザイン、インテリアには建築デザインのテイストを盛り込み、カーデザインに新風を吹き込んだ。
ブランド | モデル | 点数 |
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DS | DS4 | 5点 |
BMW | iX | 3点 |
シトロエン | C5X | 2点 |
DS4は、DSがモチーフとする菱形を車体の各部にあしらい、独創的で彫刻的なデザインを創り出している。内装も、ハイテクとエレガンスをうまく両立した。BMWのiXは、外観デザインはもう少し軽快感が欲しいが、各部にクリスタルをあしらった内装はナチュラルさとハイテクを調和させている。シトロエンC5 Xは、往年の名車であるCXを彷彿とさせる名称とファストバックデザインをまといながらも、大径タイヤと高い地上高を組み合わせることで、現代的なSUVクーペとして仕上げた。
ブランド | モデル | 点数 |
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日産 | フェアレディZ | 5点 |
ランドローバー | レンジローバー | 4点 |
トヨタ | クラウン | 1点 |
Zは初代のオマージュを感じさせながらも、現代のデザインを感じさせるのが嬉しい
最近強面の車が多い中とても新鮮、家のガレージにあると嬉しくなりそう
レンジローバーも本当にシンプルなデザインが素晴らしい!日本のメーカーもこんなデザインの車作って欲しい
クラウンもカッコいいね!
ブランド | モデル | 点数 |
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ヒョンデ | IONIQ 5 | 10点 |
国産車には見られない大胆で華麗なデザインが内外装に見られ、一目に値する。
ブランド | モデル | 点数 |
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ランドローバー | レンジローバー | 6点 |
日産 | フェアレディZ | 3点 |
日産 | アリア | 1点 |
ブランド性の高いモデルほどそのイメージを変えることなく、けれども見た目の変化を演出する苦心があるものだ。レンジローバーは誰が見てもレンジでありながら、明らかに新型として見るものに迫る。シンプルさを追求したという点でも最先端のラグジュアリィを走っている。Zは昔からのファンのみならずクルマ好きを魅了するデザインを体現した。アリアは国産車としは珍しくモダンラグジュアリィの領域に達したと思う。
ブランド | モデル | 点数 |
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トヨタ | シエンタ | 7点 |
ダイハツ | ムーヴ キャンバス | 3点 |
シエンタに7点を投じました。デザインには黄金比がありますが、シエンタの場合、往年のトールコンパクトでデザイン面でも評価が高かった「ファンカーゴ」(過去に所有)と同類項。具体的には、ファンカーゴがサイド&リヤデザインで達成していた“どっしり&安定感”を、シエンタでは現代風にアレンジしたと解釈しました。ムーヴキャンバスに3点を投じました。初代のマイクロバス的でアイコニックなデザインを引き継いだ2代目は、見る角度やボディカラーによっては力強さを感じます。新たな魅力を評価しました。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 10点 |
エクステリアは、BMWのデザイン言語を踏まえつつディテール表現に縛られることなく革新を続けている取り組みを評価しました。さらに、iXをi7やX7のハイエンドにはあえて含めずデザインで違いを明らかにするポジショニングの巧みさにも注目。インテリアは、機能要素を最小限にしつつ、シンプルに仕立てながらラグジュアリーでもあるというエクステリアを含めて織り込まれたハイテクと対をなすシャイテクという考え方に共感を覚えました。
ブランド | モデル | 点数 |
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日産 | フェアレディZ | 8点 |
BMW | iX | 2点 |
初代フェアレディZのイメージをうまく取り込み、現代に蘇らせてくれたことに共感を覚えました。冷却機能を最優先に考えた結果、フロントのインテーク部分はかなり大口径となり、初めは違和感を覚える部分も正直ありましたが、見慣れてくればそれが逆に良い味になってきたかに思えるところもあります。また、テールレンズにはZ32時代を感じさせるレイアウトがあるなど、随所に歴代Zの歩んだ道のりが感じられることも嬉しくなります。iXはこれまでにない存在感を漂わせる独特なフォルムに共感を覚えました。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 4点 |
フェラーリ | 296GTB | 4点 |
日産 | フェアレディZ | 2点 |
今年は、3台に点数を入れることにしました。296GTBはディーノ以来の美しいフォルムを高く評価していると同時に、BMW iXは、EVのSUVの中で最も美しくて品があるデザインだと思います。また、新型Zのモダーンな部分とレトロな部分の調和したスタイリングを高く評価します。
ブランド | モデル | 点数 |
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マツダ | CX-60 e-SKYACTIV D 3.3 | 5点 |
日産/三菱 | サクラ/eKクロス EV | 3点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 2点 |
SUVの似たり寄ったりのデザインの中でマツダのアイデンティティーを強く感じさせる。美しいクルマは自動車趣味や、日常での愛着につながると思う
ブランド | モデル | 点数 |
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マツダ | CX-60 e-SKYACTIV D 3.3 | 6点 |
ランドローバー | レンジローバー | 4点 |
CX-60は日本の伝統的な技を取り入れた内装など、独自性をもってプレミアム性を表現。それでいて、ベースグレードも手を抜かず、それぞれ丁寧に仕上げた仕立ての良さを評価したい。レンジローバーは歴代モデルのデザイン要素を受け継ぎながら、芸術品のように美しいスタイリングに釘付けになる。ハイエンドなブランドが続々とSUVを登場させている今もなお、オフロードの王者に相応しい貫禄を持ち合わせている点が素晴らしいと思う。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 6点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 4点 |
iXはエクステリアもインテリアも隅々までプレミアムでゴージャス。最新のEVはこれだ!といわんばかりの都会的センスを感じ、乗り込んだ瞬間から異次元の雰囲気に包まれる。それでいて前席の左右が繋がった足元スペースなど、スペースユティリティーもしっかりと押さえて使い勝手もよい。
一方IONIQ5はiXとは対照的な癒しのインテリアに感動した。なんだかリビングに居るようで圧迫感がまるでなく、素晴らしい居住性。そんなこんなを考慮して2台にこの配点をした。
ブランド | モデル | 点数 |
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マセラティ | MC20 | 10点 |
パフォーマンスの高さもさることながら、ウィングのような空力パーツを持たず、滑らかなラインで構成されたボディラインはただただため息が出るほど美しいと思います。一度見たら忘れられない、という意味でもインパクトは強く、それなのに悪趣味なところが一切無いのは神業としか言いようがありません。
ブランド | モデル | 点数 |
---|---|---|
BMW | iX | 10点 |
過去の流行にこだわることなくフロントマスクに伝統的なアイデンティティを導入して未来的な提案がクリーンで新たなフォルムを生み出した。リスクを恐れず変化なくして新たな時代を作ることはできないという考え方はイノベーションを牽引する企業として未来に向けた目に見えない部分でのメッセージであり、デザイン力でもある。ラウンジを彷彿した優雅な内装は心を落ち着かせ、天然素材とシンセティンクの融合により新たな価値感を生み出している。
ブランド | モデル | 点数 |
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日産 | フェアレディZ | 6点 |
BMW | iX | 4点 |
世界中のデザイナーが描いたというZは、若い世代から見れば新鮮で、往年のファンからすればS30へのオマージュが感じられるモチーフが胸を熱くする、深いデザインだと感じました。
iXはBMWの新しい世界観が広がるなか、開かないフロントフードのエンブレムからウォッシャー液を入れるところや、美しいカーブを描くディスプレイ、クリスタルのスイッチ類など、心くすぐる演出で楽しませてくれるデザインでした。
ブランド | モデル | 点数 |
---|---|---|
ヒョンデ | IONIQ 5 | 10点 |
一目で存在のわかる外観の造形、独創的な室内空間やメーター表示、充電時間をもEVライフの一つとするゼログラビティの設定可能な運転席など、魅力ある電気自動車として総合的なデザイン力に優れる
ブランド | モデル | 点数 |
---|---|---|
トヨタ | クラウン | 5点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 3点 |
ヒョンデ | NEXO | 2点 |
見たことがないものを見せられるとなんともワクワクする。クラウンがここまで変わるのか、と驚かされたことが第一のインパクトであった。クラウンという変わり方が難しいモデルで、ここまでしっかりしたイメチェンが行えたことは大きな評価に値する。ヒョンデの2台も同様で、エクステリア、インテリアともに国産車や欧州車では見たことがないインパクトを受けた。
ブランド | モデル | 点数 |
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トヨタ | クラウン | 5点 |
BMW | iX | 5点 |
美しく変身を遂げたトヨタ クラウン、一見アグリーにも思えるけれどEVとしてのインパクトを巧みに表現したBMW「iX」。両者に共通するのは、大胆なデザインシフトで時代を切り開く姿勢だと感じました。
ブランド | モデル | 点数 |
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BMW | iX | 6点 |
マツダ | CX-60 e-SKYACTIV D 3.3 | 4点 |
近年のBMWのデザインは良く言えば「安定」、悪く言えば「面白味にかける」でしたが、iXは電動化と共に従来のBMWのお作法とは違う新たなデザインに挑戦した事を高く評価しました。「駆けぬける喜び」よりも「居心地の良さ」を重視したコンセプトは、内燃機関モデルとは違う新たな魅力がプラスされていると思います。
ブランド | モデル | 点数 |
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ヒョンデ | IONIQ 5 | 6点 |
ランドローバー | レンジローバー | 4点 |
IONIQ 5、レンジローバー共にひと目見たら忘れられない、近未来的デザインを実現しているところが素晴らしいと思った。
ブランド | モデル | 点数 |
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フィアット | 500e/500e OPEN | 5点 |
ヒョンデ | IONIQ 5 | 3点 |
日産 | フェアレディZ | 2点 |
半分だけ瞼が閉じているようにも、’眠たい目’のようにも、また、何かを企んでいる顔にも見えるフロントライトにデザインは、まるで「チコちゃん」。しかもそれでいて、ちゃんとフィアット500とわかるデザイン力、圧倒的な可愛さと存在感はインパクトがあり、多くの人が心を掴まれたはず。インテリアもひとつひとつがユニークで、エクステリアのデザインだけで欲しくなる車だと思います。
ブランド | モデル | 点数 |
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ホンダ | ステップワゴン | 7点 |
SUBARU | WRX S4 | 3点 |
最近は目つきの悪い怒り顔のクルマが増えた。運転の仕方はドライバーの問題だが、怒り顔も悪い影響を与えるだろう。また怒り顔が増えると、街中の雰囲気も殺伐とする。特に今は新型コロナウイルス、ロシアのウクライナ侵攻、円安などにより、気分も暗くなりがちだ。怒り顔はこれを加速させる。その点でステップワゴンは注目される。エアーを筆頭に顔立ちを穏やかに仕上げた。WRX S4は、高性能車では視界や居住性が優れ、ユーザーに対する優しさを感じる。