日本カー・オブ・ザ・イヤー記録

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第43回 2022 – 2023 K CAR オブ・ザ・イヤー

2022 - 2023 K CAR オブ・ザ・イヤー

日産 サクラ/三菱 eKクロス EV

日産自動車株式会社/三菱自動車工業株式会社

授賞理由

軽自動車というカテゴリー内においても、バッテリーEVの入門車としての買い得感が高い。
また想定される使用環境を考えた場合、極めて現実的な実質120km~150kmの航続距離や日本カー・オブ・ザ・イヤーの授賞理由としても多くの選考委員が指摘した、操縦安定性や静粛性などを高次元でまとめた点が高く評価された。

青山 尚暉

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 7点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 3点

日本のベーシック軽として長い歴史を持つアルトは、極めて買いやすい価格で勝負しているところにらしさがある。それでもデザイン、使い勝手、街乗り専用車的な性能のバランスが見事。こうしたベーシック軽を初心一徹で造り続けている姿勢に頭が下がる。往年のVWバスをイメージしたエクステリアデザインを持つムーヴキャンバスは、軽自動車界でひときわオシャレに際立つ1台。2代目はユーザーに寄り添った使い勝手を徹底的に煮詰め、進化させた新型で、ターボモデルを新設定したのもユーザーフレンドリー。

安東 弘樹

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 10点

完全に軽自動車のゲームチェンジャーとなり得ます。動力性能、質感は、これまでの軽自動車とは一線を画しており、自宅で充電できる環境があれば、このセグメントこそBEVとの親和性に満ちている事を実感させてくれました。バッテリー容量も、ちょうど良く、一晩、充電すれば満充電になり、実質120km~150kmの航続距離は担保されます。特に郊外や地方在住で長距離走行は希有、というユーザーには最適です。購入時の経済的負担も補助金を使えば既存の軽自動車と同等か、それ以下になるのもポイントです。

飯田 裕子

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 5点
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 5点

2022年、車の電動化が進むなかで登場したサクラとeKクロスEVのEV軽自動車の満を持した登場ぶりを評すると共に、1949年に誕生した軽自動車の純粋な洗練と進化をズスキ・フロンテ(1962~1989年)から始まったスズキ・アルト(1979年~)の新型で頂点を見た。マイルドハイブリッドを採用した新型の走行性能の質感の向上はもちろん、ベーシックなアルト(94万3800円)も決して“安かろう”な車ではなく“本質の極み”新型アルトに在りと言いたい。

石井 昌道

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 5点
スズキ アルト 3点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

サクラ/eKクロスEVは、軽自動車を電気自動車にすると動的質感が飛躍的に高まることを証明した。サスペンション等の適正化で乗り味も良くなっている。アルトはAピラーの角度を立て、ウエストラインを下げるなど、デザイン性では不利かもしれないが、良好な視界を確保。安全支援装置以前に、視界こそが安全の一丁目一番地であることを改めて実感した。ムーヴキャンパスはDNGAシャシーの高い資質を、ユーザー思いの乗り心地重視に振ったことに好感が持てた。

石川 真禧照

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 5点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 3点
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 2点

完成度の高さ。ムーヴは使い勝手の良さ。サクラ/eKクロスEVは軽にまとめた企画力。

今井 優杏

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 8点
スズキ アルト 1点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 1点

軽自動車の概念を変えた、サクラとeKクロスEVは是非グローバル展開をして欲しい。オーナーの所有満足度を満たすこの質感を軽自動車で、この価格で叶えた商品企画力に本当は10点を投じたいくらいです。プロパイロット/マイパイロットのADASも備えて、まさに日本が世界に誇る技術の集大成だと思います。

ウナ丼/宇並 哲也

ブランド モデル 点数
ダイハツ ムーヴ キャンバス 5点
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 3点
スズキ アルト 2点

これ1台ですべてをかなえるスーパーハイトワゴン。最高だけど「外から見ても便利ツールに見えすぎる」点が気になる。そんなジャンルで愛着持てるクルマを作ろうという姿勢が面白い。流行のSUV系でなく、愛くるしい方向で共有外板なしモデルを作るのはリスキーだったはず。しかしリーザ、オプティ、コンテ、ココアを経て最適化されたスーパー愛くるしさ開発強化人間がダイハツにはいるのでしょう。このキャンバスは2代目でターボ登場・ハンドリング向上で隙なしの愛くるしさムキムキ車に

太田 哲也

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 10点

優遇措置が与えられた軽自動車の規格本来の主旨に沿う、軽量、コンパクト、コストパフォーマンスの高さを実現。過剰な無駄は省きつつ、操作性や運動性はきちんと詰められている。

大谷 達也

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 6点
スズキ アルト 2点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

サクラとeKクロスEVは軽自動車の価値観を根底から覆した。パワートレインは静かなだけでなく、トルクが豊富でレスポンスも良好。ドライバビリティにも文句の付けどころがない。低重心設計を生かしたハンドリングと乗り心地のバランスも高く評価できる。動的質感や性能はサクラとeKクロスEVで共通ながら、デザイン性とクォリティ感でサクラに軍配を上げたい。

岡崎 五朗

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 8点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

背が高く、広く、重く、豪華に、そして高価になってきている軽自動車。そんななかアルトは徹底的に軽の本質を追究している。ウェイトは700㎏切り、実用燃費は30km/Lに迫る。軽さは燃費だけでなく製造時や廃棄時を含めたトータルでの消費エネルギー(LCA=ライフ・サイクル・アセスメント)低減にも直結する。LCA視点では世界最高レベルのエコカーだろう。衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進運転支援を標準装備した上で100万円切りの価格も驚異的だ。

岡本 幸一郎

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 5点
スズキ アルト 3点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

本賞でも10点を投じた「サクラ/eKクロス EV」を、あらためて評価したいと思います。走行性能やパッケージングの面でも軽自動車だからこそBEVとすることで得られたメリットが非常に大きく、とても合理的なモビリティだと感じています。また、あくまで軽自動車として使う上では航続距離がそれほど長くなくてもユーザーの理解が十分に得られることを知らしめ、業界に一石を投じた点にも大きな意義があると思います。

小沢 コージ

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 5点
スズキ アルト 3点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

見方によっては遅れているとも言われる日本のEV化。最初に日本が進めるべきは間違いなく軽のバッテリーEV化。10数年前の三菱アイミーヴ以来待たれていた。そこで登場した日産 サクラ&三菱 eKクロス EV。ポイントは2つ。EV化による上質化とさらに最適電池容量による価格と航続距離のバランス。そこで両車は20kWhで180km、補助金込みで200万円切りという作戦に出た。見事に狙いは当たり普及が進んでいる。お見事。

片岡 英明

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 5点
スズキ アルト 4点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 1点

日産と三菱が共同開発した軽バッテリーEVのサクラとeKクロス EVは、街中ベストと言える普段使いに最適な軽自動車だ。モーターは瞬発力が鋭く、瞬時にパワーとトルクが盛り上がる。また、加速時に静粛性が高いのもこれまでの軽自動車と大きく違うところだ。航続距離は短いが、それを補って余りある魅力を秘めている。この点を高く評価した。アルトは、スズキのエンジニアの執念とも言える高度な軽量化技術に敬意を表する。

桂 伸一

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 10点

K CARサイズでBEVへの入門車を開発し、操安性の高さ、静粛性と乗り味を高レベルでまとめ上げ、求め易い価格で提供した事を高く評価する。

金子 浩久

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 8点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

ムーヴ キャンバスは、クルマというよりはもはやキャラクター商品と呼んでも構わないほど、独自の“デザイン”センスに溢れていて楽しい。軽自動車のひとつの可能性を示している。日産 サクラ/三菱 eKクロス EVは、「軽自動車であって、もはや軽自動車ではない」。つまり、それだけこれまでの軽自動車の記憶を超越するパフォーマンスを示しているからだ。

河口 まなぶ

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 6点
スズキ アルト 2点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

サクラ/eKクロス EVは、これまでの軽自動車の概念を覆す仕上がりの存在として高く評価できる。加えて日本での電気自動車の普及について納得の解答を示した1台といえる

川島 茂夫

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 7点
スズキ アルト 2点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 1点

ムーヴ キャンバスはフレンドリィで実用性の高いスライドドアのハイト系、アルトは軽乗用の本領である経済的なコミューターとして最新車かつ手堅いまとまりを評価しました。最も高い配点をしたサクラ/eKクロス EVについてはハイト系の実用性に加えてBEVならではの駆動力の精密制御等によりこれまでの軽乗用では得られなかった車格感や質感に優れた走りの質感や運転ストレスの少なさを評価しました。軽乗用の主用途なる加減速頻度が高く平均車速が低いコミューター用途とBEVは相性も良好です。

木下 隆之

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 7点
スズキ アルト 3点

EVを日本の国民に寄り添うような身近な存在に落とし込み、完成度を高めたことを高く評価しました。

日下部 保雄

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 8点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

軽自動車の本質をとらえた使いやすさと先進装備と高い安全性を盛り込みながら低価格を実現したのはすばらしい。

九島 辰也

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 5点
スズキ アルト 3点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

選考理由は大賞と同じです。「軽自動車の常識を覆した軽自動車」といったところです

工藤 貴宏

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 4点
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 4点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

”軽自動車の原点”として良質廉価な存在を極める「アルト」、いっぽうでゆとりある動力性能に加えて電気自動車というジャンルのゲームチェンジャーになり得る可能性を秘めた「サクラ/eKクロスEV」。対極にある2台ですが、どちらも今年を代表する軽自動車にふさわしい存在といえます。

国沢 光宏

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 8点
スズキ アルト 2点

サクラとeKクロスEVは新しい世代の軽自動車のお手本になるモデルだと考えます。一方、電気自動車の時代になる前の移行期ではアルトのようなモデルも必要。

五味 やすたか

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 6点
スズキ アルト 2点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

本賞にて10点を与えた理由と同様です

こもだ きよし

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 10点

日本の環境に合ったBEVは、もしかしたらKカーが最適ではないかと思っていたが、日産サクラと三菱eKクロスEVが実現してくれた。三菱iMiEVが初代KカーBEVなのだが、あれから10年以上経って価格もこなれたKカーBEVが登場したわけだ。給油所が少なくなって、地方では燃料補給するために何十kmも走るケースもあるというから、自宅で充電でき気軽に使えるKカーBEVは最適だ。キビキビ走って小回りも効くから都会でも使い勝手が良い。

佐藤 久実

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 4点
スズキ アルト 3点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 3点

電動パワートレーンの採用により、音・振動のない上質な乗り味を実現。また、低重心により安定性、操縦性にも優れる。軽自動車のパッケージングと電動パワートレーンの組み合わせは、軽自動車の質感を大幅に向上させた。また、充電時間も短く、充電インフラへのストレスの少なさも評価した。

佐野 弘宗

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 10点

日産サクラ/三菱eKクロスEVは日本カー・オブ・ザ・イヤーの本賞にも推させていただきましたが、もともと短距離走行に適しており、またガソリンスタンドが遠い地域でも運用可能な電気自動車は、なにより軽自動車でこそまずは普及すべきと思っています。よって、K CAR オブ・ザ・イヤーにも、サクラ/eKクロスEVがふさわしい、と考えました。

塩見 智

ブランド モデル 点数
ダイハツ ムーヴ キャンバス 8点
スズキ アルト 2点

ムーヴキャンバスの優れたパッケージングと魅力的なスタイリング、置くだけ充電をはじめとするリアルな使い勝手を重視した装備の充実ぶりに感心した。アルトの鬼気迫る軽量化への努力は世界に自慢したい。内容はサクラ/eKクロス EVが一番すごいと思うが、補助金ありきなのでK CAR オブ・ザ・イヤーとして評価するのはふさわしくないと思った。

島崎 七生人

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 5点
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 4点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 1点

9代目となるアルトは、軽自動車本来の、誰にでも手の届く日常使いのクルマとしての役割に徹している。サクラ/eKクロスEVは、EV化に伴い、副次的に音・振動の少なさと上質な乗り味を手に入れた点にここでは焦点をあてて評価したい。ムーヴ・キャンバスについては、キープコンセプトながら、多くのユーザーから歓迎されるだろう商品性の高さを具現化しているところを魅力としたい。

島下 泰久

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 7点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 3点

軽さと高剛性を両立する丸っこいボディなど全身工夫を積み重ねて、軽く小さく燃費が良いという軽自動車の本分を突き詰めスズキ アルト。しかも、安全・装備装備にも抜かりはなく、騒音の低減など走りの「質」をも追求。結果、崇高な存在感を発揮するに至ったと、高く評価します。ムーヴ キャンバスは先代のヒットに甘んじることなく今のユーザーの求めるものをしっかり反映させた、巧みな商品企画がポイントです。サクラ/eKクロスEVはほぼ良い意味で、軽を超越した存在感ということで本賞で点数を反映させました。

嶋田 智之

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 10点

軽自動車はいわゆるシティコミューターとして使われることの多いカテゴリーだ。その存在意義や楽しさをバッテリーとモーターでさらに高いところに押し上げたサクラ/ekクロスEVは、ある意味EVとしての現状の最適解であり、軽自動車としての最適解でもあると考える。軽自動車であることのメリットと、軽自動車としての使われ方の特性と、軽自動車の枠組みから来た逆説的な割り切り。それらを綺麗に結実させたかたちだ。もちろんクルマとしての出来映えもかなり優れている。

清水 和夫

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 6点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 2点

軽量は資源の無駄使いをなくす近道。SUZUKIの強い意思を感じた。

瀬在 仁志

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 10点

生活に密着していることの多い軽自動車にとって、日常の使い勝手の良さはもちろん、安全で快適で有ることも欠かせない。身近であるからこそ妥協の無いクルマ作りが必要である一方、価格的には負担を掛けないことも要求される。価格と満足できる機能や性能との狭間において開発される軽自動車は、極めて困難な開発課題の元、世に送り出されている。そんな中、アルトは価格を抑えつつも、剛性感を高めたボディと安全性を身につけ、市場ニーズにしっかりと対応。国民車的な価値観を身につけた点を高く評価した。

世良 耕太

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 5点
スズキ アルト 4点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 1点

単にガソリンエンジンをモーターに置き換えただけのクルマではない質の高さ、静粛性の高さ、乗り味の良さに驚きを感じました。モーターで駆動するので静かなのはもちろんですが、安定して、静かに、キビキビ走る。小さなクルマでスポーティな走りを楽しみたい人にも打ってつけのクルマだと思います。家に充電設備を設置できる、ガソリンスタンドまで遠い、短距離の利用が多い、といった人たちに新しい選択肢を提供したクルマという意味でも評価しました。

高橋 アキラ

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 10点

社会の変化、ニーズの変化、ライフスタイルの変化があるなか、提供価値の変化も必要で、国民車とも言える軽自動車市場で提供してきた。それをユーザーが受け入れている現実を見ると、その新しい提供価値は認められ、商品価値が高いと市場が判断したのだと感じている。乗り心地はクラスを超える仕上がりで、環境が許すユーザーであれば選んで間違いのないモデルだと思う。

竹岡 圭

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 8点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

軽自動車ってこれで十分というか、ベーシックモデルの軽自動車もここまで来たんだ!と、感心させられるほどの機能、質感、デザイン。コストパフォーマンス性の高さは見事というしかないアルト。先代のいいところはそのままに、物足りないという声が高かったに対し、ターボエンジンを投入してきたムーヴキャンバス。どちらも現実的なユーザーを向いたクルマづくりをしているところを評価させていただいた。

竹下 元太郎

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 4点
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 4点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

EVのサクラは軽自動車の価値を広げ、明日の実用車の指針を示している。アルトは軽自動車としてベーシックな立場を守り、軽自動車とは何かを再認識させてくれる。

竹花 寿実

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 6点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 3点
スズキ アルト 1点

軽BEVである日産サクラ/三菱eKクロスEVの完成度はエポックメイキングだ。走行性能や快適性も、軽の新たな基準を打ち立てるものだが、軽ユーザーの需要を満たす「小さなバッテリーを搭載した軽EV」という着眼点が素晴らしい。ダイハツ・ムーヴキャンバスは、軽乗用車に求められる機能や実用性、走り、快適性をハイレベルで兼ね備えている。スズキ・アルトは、必要十分な動力性能と充実した安全装備を備えた、ベーシックカーとしての存在意義が高い一台。

谷口 信輝

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 5点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 3点
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 2点

「これでいいじゃん」と思わされました。100万円という価格でこの出来は凄い。企業努力を感じます。

千葉 匠

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 7点
スズキ アルト 3点

サクラ/eKクロスEVのストレスフリーな乗り味は、「軽自動車こそEVに!」と思わせてくれる。でも、その比較対象はあくまで軽ターボ車で、そこまでは要らないというニーズを考えると、性能的にもデザイン的にもベーシック感たっぷりのアルトが浮上してくる。

鶴原 吉郎

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 10点

サクラ/eKクロスEVは、日本のEV元年を切り開いたクルマとして、日本のクルマ史にその名を残すことになるだろう。軽自動車の、走らない、乗り心地が悪い、うるさいといった難点を克服し、これまでの軽自動車とはまさに一線を画する加速性能、静粛性、乗り心地などを実現したことも、もちろん評価したいが、それ以上に、地方で深刻化するガソリンスタンドの減少という社会課題に対して、それを克服する手段を提案したことも高く評価したい。

テリー 伊藤

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 6点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 4点

サクラ/ekクロス 特にサクラのデザインはカッコイイ
走りも最高!あとは航続距離をなんとかしてくれ

ムーブキャンパスはキープコンセプトだけど本当に可愛い!こんな車が街に溢れて欲しい

中谷 明彦

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 10点

軽自動車として日本を代表するに相応しい走行性能と将来性、BEVとしての高い完成度と実用性、信頼性を世界に示した。

西川 淳

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 6点
スズキ アルト 3点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 1点

軽自動車の新たな地平を切り拓いた電動モデルの功績は大きい。この走りのクォリティであればたとえKサイズのままでもグローバルに展開できると思う。それとはまるで逆にアルトの原点回帰=日本固有のマイクロカーも印象的だった。今やKカーの標準スタイルとなったハイトワゴン(ムーヴ)を安定して走らせる技術も素晴らしいと思う。

西村 直人

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 10点

「A」グレード(エネチャージ)の税込み価格は94万3800円。スズキは「小・少・軽・短・美」、すなわち「小さく・少なく・軽く・短く・美しく」が企業理念。まさしくSDGs。マイルドハイブリッドにしても搭載バッテリー容量は僅かで使用するレアメタル量も少ない。最軽量モデルは安全ボディに衝突被害軽減ブレーキが付いて680kg。使う資源が少ないからLCA換算でのCO2排出量も少ない。当然、人ひとりが移動時に発するCO2も少ない。アルトには最小限の資源で得られる最大限の楽しさがあります!

萩原 秀輝

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 10点

サクラ/ekクロスEVは、軽自動車の新たな可能性を具現化したことを評価。Cセグハッチから乗り換えても満足できる走りの質感の高さと運動性能が実感できる、初めての軽自動車と言えるでしょう。また、航続距離を伸ばすことを重視せず日常の足として乗りこなしながら充電環境との整合性を踏まえていることにも共感。さらに、サクラはエクステリアとインテリアのデザインが洗練されていることも高配点の理由になります。

橋本 洋平

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 5点
スズキ アルト 3点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

軽自動車という枠を飛び越えたと思える質感を展開したこと。そして、自宅で充電し近距離移動に割り切ったEVというコンセプトに共感できたのがサクラとeKクロスです。アルトは買いやすい価格を維持しながらも、その中で納得できる質感を持っていたことが良かったと思います。ムーブキャンバスは先代のように可愛らしいクルマならばNAだけで十分とはせず、ターボモデルもようやくラインアップしたことを評価します。

ピーター ライオン

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 8点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

サクラやekクロスEVは、ついに一般ユーザーに手の届きやすい価格になりました。補助金を使えば、200万円を切る最初の大量生産のEVとして、人気が出ているようです。航続距離は180km走れるということは大きいと思いますし、走りや加速性は今までにないほど気持ちの良い車に仕上がっています。

ピストン 西沢

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 10点

まさしく軽自動車としての低価格、エントリー性、身軽さ、実用性など素晴らしいスズキの自動車哲学を感じる。私も大学生の時、こんなクルマが欲しかった

藤島 知子

ブランド モデル 点数
ダイハツ ムーヴ キャンバス 5点
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 3点
スズキ アルト 2点

洗練されたデザインに生まれ変わったキャンバス。DNGAの採用で走りの基本性能を高めたほか、スライドドアの活用方法、保温機能付きカップホルダーなど、毎日使って嬉しさを実感できる機能性を充実させている。アルトは価格をほどほどに抑え、その上で低燃費に効果的なHVや運転支援機能など、いま欲しい要素をバランス良く採り入れた。サクラ/eKクロスは小ぶりなサイズ感にモーター走行ならではの快適性、なめらかでゆとりの走りを披露。 初めてのBEVとしてチャレンジしやすい点も評価。

松田 秀士

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 4点
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 4点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

地方の足ともいえる軽自動車。サクラ/eKクロス EVはガソリンスタンドが減少する中、自宅充電が可能で緊急時の機動性、災害時のエネルギーとしても意味が深い。またアルトは突き詰めた軽量化と価格設定。軽自動車本来のあり方を追求していることを評価。ムーヴキャンバスは外観からは想像つかないサスペンションコントロールの上質さに感動した。

松任谷 正隆

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 4点
スズキ アルト 3点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 3点

サクラは非常によく出来た車体とモーター由来の力を持ってはいますが、いかんせん実質150キロ程度の航続距離は、現代の環境下に於いて現実的とは思えません。生活とは大部分の日常の中に少しの非日常が潜むもの。いざという時にこの航続距離というのは、BEVオーナーに言わせれば非現実でしかありません。
ムーブキャンバスは地味ではありますが、高いボディバランスの良さを評価したいと思いますし、アルトはKカー本来のサイズ感とシンプルさの魅力を見せてくれていると思います。

松本 英雄

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 10点

限られたディメンションで、ガソリンエンジン及びマイルドハイブリッドシステムを搭載しながら価格を抑え、静粛性、居住性、乗り心地、操縦安定性をクラストップに導き、軽自動車の質の向上に努めた貢献は大きい。また限られたコストで最大の恩恵をユーザーに提供する姿勢はアルト発売以来のノウハウであって集大成がここにある。

まるも 亜希子

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 5点
スズキ アルト 3点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 2点

純粋な軽自動車として考えれば、その役割として「低コストで購入できること」も含まれると思うので、100万円を切る価格で満足度の高いアルトを最高得点とするのがふさわしいかもしれません。ただ、サクラ/ekクロスEVは補助金なしでは高額ではあるものの、走行性能や安定性などで既存の軽の弱点を克服し、ガソリンスタンドが減る過疎地域でも家庭で充電できるなど、軽の新しい可能性を実感させてくれました。そして、ターボ搭載でより幅広いユーザー層に便利になったムーヴキャンバスも魅力的な1台です。

御堀 直嗣

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 8点
スズキ アルト 2点

サクラとeKクロスEVは、電気自動車であることによって軽自動車という以上の価値を実感・体感させ、軽自動車の意味を飛躍的に前進させた
アルトは、人々の移動の下支えとして既存の軽自動車の価値を極めている

諸星 陽一

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 10点

選考理由は日本カー・オブ・ザ・イヤーと同様である。BEVにしたことで軽自動車の概念を超えるクルマに仕上がっていることを大きく評価したい。軽自動車は日本独自の規格で、ガラパゴス化した製品と言われるが、今の時代このパッケージングのEVは世界で受け入れられるに違いないポテンシャルであると信じている。

山田 弘樹

ブランド モデル 点数
ダイハツ ムーヴ キャンバス 10点

軽量化を実現した上でのボディ剛性確保による質感の高さ。現状できることを可能な限り詰め込んだといえるトールワゴンとしての仕上がりの良さ。地に足のついた、エンドユーザーを支える一台としてムーヴキャンパスに10点を配点します。

山本 シンヤ

ブランド モデル 点数
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 6点
スズキ アルト 4点

航続距離、価格など「BEV普及のための最適解」であることはもちろんですが、内外装や走りの部分では「軽自動車らしさ」と「軽自動車らしからぬ」が上手にバランスされており、一台のクルマとして積極的に選んでみたくなる魅力が凝縮されている事を高く評価しました。

山本 マサユキ

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 10点

アルト2WD・CVT、シンプルな装備で車重の軽さから来る加速とブレーキの体感レスポンスの良さは「これでいいんだよ」と思える。これこそクルマの原点

吉田 由美

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 5点
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 4点
ダイハツ ムーヴ キャンバス 1点

どんどんいろいろなものが値上がりしている中、安全装備を豊富に装着しながら100万円以下で購入できる新型アルトは企業努力のたまもの。あっぱれです。頑張れ「アルト」!

渡辺 陽一郎

ブランド モデル 点数
スズキ アルト 6点
日産/三菱 サクラ/eKクロス EV 4点

今は日本で新車として売られるクルマの40%近くが軽自動車だ。そして軽乗用車の半数以上は、全高が1700mmを超えるスライドドアを装着した車種で占められる。しかし軽自動車の本質は、混雑した街中における運転のしやすさ、優れた環境性能、価格の安さだ。この軽自動車の価値を40年以上も前から追求してきたのがアルトで、最先端の電気自動車に反映させたのがサクラ/eKクロスEVになる。この2車を見ると、軽自動車の本当の主役が、全高を1700mm以上に設定した売れ筋車種でないことが良く分かる。

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